約 412,714 件
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/1283.html
『Crossing heart』 「これラッピングお願いします。」 「はい、かしこまりました。」 会計を終え、店を出る。 私、柊かがみは大学の講義が休講になり時間が出来た為、 こなたの誕生日プレゼントを買いに表参道に来た。 実は今日がこなたの誕生日であるのだが、平日でありみんなの予定 が合わないことから、次の日の土曜日に集まり誕生日祝うこことなった。 このように誕生日会が本来の日よりズレたことと、私自身が 時間が取れなかったことから、今日プレゼントを買いに来た。 木々が芽吹き、鮮やかな緑がまぶしい新緑の並木道を何気なしに歩く。 初夏らしい新緑の爽やかな香りがすごく心地いい。 ふと、いつも傍にいたアイツの事を思い出す。 そういえば高校の頃、大宮での買い物ついでに、こなたと 大宮氷川神社の表参道をいろんな事を話しながら歩いたな。 ちょうど今ぐらいの季節に・・・。 ――――― 「かがみにとって読書とは心を満たすだけでなく、読みながらお菓子も 食べることでお腹も満たす最高の行為だということで・・・次の話行こか。」 「おい、失礼な解釈で次の話に移ろうとするな。」 「で、ここ大宮氷川神社何だけどね。」 「いきなり唐突だな。」 「最近パワースポット巡りが流行っているのは知っているよね。」 「うん、知っているわよ。」 「なんとここ大宮氷川神社も有名なパワースポットの一つとして、取り上げられているんだ。」 「へえ~。」 「でね、訪れた人が増えたからか、最近だとここの参道日暮れ時になると灯篭でライトアップされて、 彼女、彼氏と行くのもお勧めなスポットになっているんだって。でもそれだとパワースポットじゃなくて・・・」 「デートスポットだよね~って感じ?」 「うわ、かがみにセリフ先回りされたよ~あそこまでいっていたら最後まで言わせてよかがみ~ん。」 「デートスポットだから何だって。」 「そうパワースポットであり、デートスポットでもあるここ。ここにいる私達。 ちょっと彼氏彼女っぽくやってみようと思う。」 「やなこった。なんで私たちでそんなことをしなくちゃいけないのよ。それよりも今年は受験なんだから、 もう少し勉学に励みなさい。」 「私は勉強が出来ない。」 「堂々と言うな。しかもアンタの場合は出来ないじゃなくて、しないだけだ。」 「けどオンナノコにはモテる。」 「いやいや、あんた女ですから。」 「そういうセリフに違和感が無いくらい心が男子な私と、 ルックスはB級アイドルで中身はツンデレ女子のかがみ。ほらカップルの出来あがり。」 「はあ?」 「いや、かがみは宝塚の男役っぽいから、かがみが彼氏、私が彼女でいいかな?」 「あの・・・こなたさん。さっきから全く話についていってないのですが。」 「んじゃ今から私が彼女で、かがみが彼氏のシチュするから・・・はいっ!」 「かがみ~オッス(ウインクして手を振る)。キュピーン。」 「・・・お前、大嫌い・・」 「はいこれ。」 「(呆れかえりながら)なにこれ。」 「勘違いしないでね。これアンタの為じゃなくて、個人的にその武将が憎かったから 首をとって来ただけなんだからね。」 「うわっ気持ち悪いこというな。しかも武将誰だ!」 「む、紫式部?」 「武将じゃねーよ。やっぱちゃんと勉強しなさいあんた。」 ――――― それから、なんだかんだで受験までアイツの勉強みて、どうにか現役で合格したっけな。 それにしても大学でどうにかやっているのかしらあいつ。 なんかグータラにやってそうだよな。 まったく。どーして、あいつとの思い出を回想すると、 保護者的な気苦労をすることになるのかしら・・・はぁ。 こうして原宿方面を歩いていると、チェーン展開しているピザ屋のランチバイキングを見つけた。 ちょうど今空腹であるということ、そしてバイキングということでいろいろと弄ってくる奴が いない為入ることにした。 店内に入り席に案内された後、さっそくカバンを空いた椅子に置き、 皿をとって大皿に乗っているピザやパスタ、フライドポテト、サラダ等をとってゆく。 料理が私の舌に合っていたからか食がすごく進み、結局ビーフカレー以外のメニューは全て制覇してしまった。 一通り食し、満足感と食べすぎによるちょっとした後悔を感いたのじながら食休みに入っていると 突然――― 「これ、かがみんのお腹じゃね?」 むにっ お腹の肉をつままれた。 「な、あ、あんた何しているのよ。こんなところで。しかも人の腹をつまむってどういうこった」 「(無視)ハローん、かがみん。元気・・・だったみたいだね(積み重なったかがみの皿をみる)。」 「うるさいわね、良いじゃない別に。って回転ずし屋みたいな食べた皿の数え方するな! 両手を縦に広げて『いっぱい食べたね』ってジェスチャーいらん。」 「やっぱりかがみはこのツッコミだよね~すごく安心感がある。」 「私は疲労感しか残らないわよホント。」 「そんな疲労困憊なかがみ様!このビーフカレーを食べて元気をだしてくだされ~。」 「いや、いい。」 「そう言えば、どうしてあんたここにいるのよ。」 「今日は講義の無い日でね、仲の良い子の買い物に付き合っていたんだよ。」 「へえ、あんたが原宿とか行く友達が出来たなんて驚きだわ。」 「うん石川県出身のギャルなんだけど、大のドラクエ好きでね。こないだもドラクエモンスターズを見せて、 『うちのデスピサロ可愛いやろ。』って言ってね。ピサロが腐った死体を『汚物は消毒だ』って 感じで虐殺している様をみせてもらったりしたよ。」 「なんていうか、お前と共通項のある友達であるのは良く分かったわ。」 「いやいや、かがみ程私と共通項を増やしている友達はいないよ。」 「違う、それはあんたが染めてきたんだ。正直不本意だ。」 「私の意見を否定しつつ、さっきネタで渡したビーフカレーを食べてくれるかがみ萌え。」 「うう、るさい。あんた食べる気配がないし。もったいないからよ。しかたがなかったからよ。」 「はいはい、しっかり味わってね、かがみん。」 食事を終えて、私達は会計することになった。 「かがみん。ここは私に任せろ~」 「ちょ、いいわよ。」 パリパリパリパリ(マジックテープの外れる音) こなたさん、やっぱり今だにマジックテープ式の財布を使ってますか。 唖然としている私をよそに、こなたは支払いを済ませた。 「ふ~食べた食べた。そういえばかがみってどうしてここにいたの?」 「ねえ、こなた。」 「どうしたの、かがみ。」 「私達、高校時代はずっと2人で一緒にいたし、それぞれ違う大学に行ってからも ちょくちょく有っていたじゃない。それでずっと思っていたことが有るんだ。これ開けてみて。」 「この包装って、プレゼント?ちょっと開けてみるね・・うわ、これってブランド物の財布だよね。 どうしたのかがみ。」 「ちょっと早いけど、誕生日おめでとうこなた。」 「いや、誕生日は今日だから全然早くは無いんだけど。あ、もしかして今日の用事って 私の誕生日プレゼント買いにきたことなの?すごくうれしいよ、ホントにありがとう・・・だけど何故財布?」 「ずっと思っていたことなんだけね・・・財布いい加減マジックテープ止めてくれない。」 「へ。」 「高校の時はまだしも大学入ってからも変わらなかったじゃない。 さすがに20過ぎた女がそれは無いと思うし、何より一緒いる私も恥ずかしいからよ。」 「う、耳が痛い・・・」 「財布何だけど、流行を追わないシンプル且つ機能的なデザインのにしたんだけどどうかな? 一応アンタの好きな赤なんだけど。」 「すごくいいよ。まさか、かがみからこんな良いものいただけるなんて。 赤だけに通常の3倍は長持ちさせるよ、かがみん。」 「そう、それならよかったわ。それとここまでネタを入れなくていいわよ。」 「かがみ!」 呼ばれて、こなたに突然抱きつかれる。 「本当にどう言ったらいいかわからないくらいうれしいよ。 どんな理由でも私のことを気にかけてくれて、プレゼントをくれて。」 「うん、誕生日おめでとうこなた。」 「ありがとうかがみ。これからもよろしくね。」 「こちらそよろしくね。こなた。」 少々趣味があれで、オヤジっぽい発言や危険発言が好きで悪い意味で驚かされることが多いけど、 無邪気で元気で、子供っぽいかわいらしさや素直さがあるこなた。 そんなこなたに意固地になりやすく、融通の利かない私は大分助けられている。 だからこれからも変わらず、接し続けたい。 誕生日おめでとうこなた。これからも一緒に楽しく過ごしていこうね。 コメントフォーム 名前 コメント 結構綺麗に纏まってて好きだけど… イイ話なのにマジックテープwwww このAAどうしても貼りたくなった ∧_∧ ( ゚ω゚ ) 支払いは任せろー バリバリC□l丶l丶 / ( ) やめて! (ノ ̄と、 i しーJ -- 名無しさん (2010-06-17 18 07 42) 誕生日おめでとー!泣けた~>< -- 名無しさん (2010-06-04 15 09 24) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
https://w.atwiki.jp/ichirorpg51/pages/264.html
音楽:promise 曲データ リリース日:1997年11月27日 作詞・作曲:広瀬香美 編曲:本間昭光・広瀬香美 歌:広瀬香美 ゲームにおける「promise」 初音ミクに扮した柊かがみがD-STAGEで歌っていた曲。 元ネタ スポーツ用品店「アルペン」のCMソングで「ゲッダン」(*1)の通称でおなじみの広瀬香美の楽曲。ニコニコ界隈では八頭身がバグった3Dキャラクターの如く踊り狂う動画で有名。 余談 加藤英美里のディスコグラフィーにもないはずなのにどうして?と思われるかもしれない。 それもそのはず。実はこれ、原曲のピッチを変更しただけである。所謂「ピッチ変更で●●似シリーズ」ネタ。
https://w.atwiki.jp/ryouohgakuen/pages/58.html
―桜藤祭が終わって― 陵桜に転校生としてやって来てから一体どれだけ時間が経っただろうか。 ・・・なんて言うほど実際時間はそんなにたってないのだが、そんなわずかな時間の間に俺は運命の人ってやつをみつけたのだ。 運命の人?そんなこと言っちゃっていいのか?いや、いいのだ。 彼女にはまだ直接言ってないが、俺があの子を幸せにするって決めたらから。 同じクラスの柊かがみ、桜藤祭のクラス出し物をきっかけに俺と付き合うことになった。 星桜の木の下、彼女が告白してきたあの日の胸の高鳴りは今でも忘れることができない。 実際いまだに俺はかがみと付き合っていることを信じきれていないのが現状で、毎日学校でかがみに会うたびに小恥ずかしい感じになる。 まあ、それが初々しくて良いといっちゃあ良いのかもな。 ―月曜日― 「ん・・・、もう朝か。」 目覚まし時計より先に起床。時計のボタンを押す。遅刻魔の俺にしてみればなんて珍しい事でしょう・・・以前の俺だったならな。 俺は今、かがみの彼氏だ。毎朝ギリギリ登校もしくは遅刻で皆に笑われたんじゃ、かがみに申し訳ないだろ?彼氏として。 そういうわけで、俺は何に対してもシッカリしようと決心したのだ。 「さてと、朝食食べて、のんびりと行くかな。」 朝にするべき準備を終え、学校へ向かう。 いつもと変わらない道、青い空、そしてこの季節の朝の独特なさわやかさが気持ちいい。 「そうだ、時間もあるしコンビニに寄って昼食でも買って行こう。昼休みのメシ争奪戦にはもうコリゴリだからな。」 学校へ着き教室へ入る。 「少し早めに着いたな。」 教室にはみゆきさんがいた。 「おはよう、みゆきさん。」 みゆき「おはようございます、○○さん。今日も天気がよくて気持ちいいですね。」 「そうだね、少し寒くなってきたけど、外出するのに絶好の季節だよね。」 みゆき「そうですよね。ところで、もしよろしければ今日のプレゼンの発表練習でもしませんでしょうか。 まだ予鈴までも時間がありますし。」 「あ、そうだ。あれ二時間目から発表だよね。簡単にやっておこうか。」 そう、今日はクラス合同総合学習の一環として、三人一組であるテーマについて調べ、発表する授業があるのだ。 以前から今日のために準備をしてきたし、本当は練習なんかいらないのだけど、なんというか気分の問題で、発表当日に何もしないで本番を迎えるのは何か物足りない感じがする。 みゆきさんもきっとそう感じているのだろうか。 「あ、永森さん来たよ。ちょうどいい。」 「永森さんおはよう。今からプレゼンのリハ!入室早々で悪いけど、いいかな?」 やまと「わかったわ。・・・もう大丈夫だと思うけど。」 今回のメンバーは、みゆきさん・永森さん・俺なわけだが、これはクジで決まった。 かがみと一緒になれなかったのは残念だが、実は今日、どっちのチームが高評価を取れるかで、かがみと賭けをしている。 評価が低かった方が高かった方に遊園地のチケットをおごるという内容だ。 本当ならここは彼氏がおごるべきだが、かがみは恋人とは平等な立場でいたいそうで、そういうのが嫌らしい。 だから今回の賭けを俺から提案したわけだ。 かがみの「負けたーっ!」って顔を拝むのが楽しみな俺であるが、どっちが勝っても、チケットは俺が買ってあげようと思っている。ま、正直今回は負ける気がしないのだが。 「おはよ~!」 とやって来たのが、かがみ、つかさ、こなたの三人だ。 こなた「うおっ、朝から精が出ますねぇ三人とも~。あたしは眠くてモーダメ~。」 つかさ「ねぇ~、いつもより早く起きたから眠くって・・・。」 かがみ「ほら、二人とも。ちゃんと眼を覚ましなさいよ! なんのために早く学校にきたかわかってるの?」 こなた「うぅ、五分だけ寝かせてくださいかがみ様―っ。」 つかさ「お姉ちゃん、あたしも五分だけ~、ほんとに~。」 かがみ「もぅ・・しょうがないわね。 コーヒー買ってきてあげるから、それまでに済ましておきなさいよ?」 そう言うとかがみは俺の方に向かって、ため息まじりの笑顔を向けた。 俺も笑顔で返すと、かがみは売店へと向かい教室を出た。 「相変わらずだね、あの二人は。」 みゆき「睡眠をとることは健康にもいいですし、今日みたいな良い天気だと、うとうとしてきてしまうのは仕方ないですよね。」 やまと「あれはだらしないって言うんじゃ。」 「そだね・・・。ま、かがみもいるし、なんとかなるでしょ。」 こんな感じに少し早めの朝は過ぎていき・・・二時間目。 クラス合同プレゼン発表が始まった。 会場は多目的室。あまり広いとは言えないが、2クラス分の生徒が入るには事足りる。 黒井先生「皆ちゃーんと準備してきたやろうから、期待してんで。 一応念のため確認しとくけど、評価方法は審査員4人の先生方の合計ポイン トで決まるさかい、MAX40点目指して気張りやー。」 発表が始まった。一グループ持ち時間15分で発表する。グループ数も多いので六時間目までずっと続くわけだが、 学生達にとってはいい休憩にもなりそうだ。さっそく舟をこいでいるやつもチラホラいる。 さすがにクラス合同なので黒井先生の鉄拳も今日は飛ばなさそうだ。ラッキーだな、おまいら。 いろんなテーマのプレゼンがされている。出来のよさはピンキリだが、なかなか面白くて退屈しなさそうだ。 平均的な評価は28点ってとこかな。 こうしてる間に、俺たちの発表になった。壇上へと上がると、皆が見える。 特に緊張はしないが、唯一気持ちが高ぶる要因が一つ・・・かがみが見ている。 俺はかがみにチラッと目を向けて、手を軽く振った。 それを見たこなたがかがみをおちょくる。いやー、赤面しているかがみはなんとも・・・、って、俺!ビシッとしなきゃなビシッと! みゆき「礼。・・・それでは、発表をさせていただきます。 今回私たちは、『命』について考え、論議してきました。その中でたどり着いた、 いくつかの答えを、私たちなりにですが、まとめさせていただきました。」 やまと「この『命』が疎かにされがちな現代、 私たちはより深く命の大切さを学び、私たちの将来や未来を担う子供たちのために活かそうと考えています。」 こんな感じに進み、発表は滞り無く終わった。 みゆき「以上です。ありがとうございました。」 俺たちが礼をすると、拍手の音が聞こえる。なんとなく達成感を感じて、評価する先 生達のほうへ眼を向ける。・・・さて、評価は・・・。 左から、9・10・9・10・・・てことは、38点だ。 教室中の生徒たちが「おおぉ」と唸る。それだけ高い評価なのだ。 よしっと小さくガッツポーズをひとつ。かがみの方を見て、ニヤッとしてやる。 かがみの顔からは少し焦りの表情が見て取れる。こなたとつかさは相変わらずいつもの通 りだ。 ちょうどお昼休みに入って、俺たちは昼食をとることにした。いつものメンバー、かがみ・つかさ・こなた・みゆき・俺の五人だ。 永森さんはいつも誰かと一緒に食べているようだ。 こなた「いやぁ、さすがみゆきさんだねぇ。38点だってさ。すごいって~。」 「あの、俺は?」 こなた「君も良かったよ~、でもさぁ、発表中ずっとかがみんのこと見てたでしょ~。 あまりにも露骨っていうか、それがなければ良かったのにねぇw。」 「え、そうだったっけかなだっけ??」 つかさ「あ~、これが図星の反応なんだよね~。しゃべり方がちょっと変になってるし。」 こなた「ぬっふっふっふ、二人は相思相愛、うらやましいねぇかがみんw」 かがみ「二人とも、そこまで!さっさと食べる!」 こなた「ぐふふふ、かわいいのうかわいいのう~。」 なんというか、毎日こんな感じなんだが、やっぱり恥ずかしいことに変わりは無い。 なんとか話を変えようとネタを探していると・・・。 「ねぇ、これなに?写真かな?」 つかさ「あ、これね、この前こなちゃん達と髪型をポニーテールにして遊んだときの写真なの。焼き増しできたから、今日こなちゃんにあげようと思って。」 「おお~、みんな似合ってるよ。髪形ひとつで雰囲気変わるもんだね。」 こなた「でしょ~、かがみのやつ見てよ。」 かがみ「あっ、ちょっとこなた!」 そう言ってこなたはかがみの写真を俺に見せる。 「か・・・」 こなた「かっこいいでしょ~なんか、武士みたいでw」 「かぁいい。」 こなた「おや?」 「かわいいなこれ。まじで。」 かがみ「ちょ、ちょっと、なに言ってるのよ!・・・でも、本当?」 「いや、本当に。実は俺、ポニーテール萌えなんだ。」 みゆき「ごちそうさまです。」 と言ったのはちょうど昼食を終えたかららしい。 こなた「いやいや、本当にごちそうさまですwていうか何、このバカップル。」 こなたはあいかわらずニヤニヤしながら言う。 かがみ「バ、バカップル言うな。普通よ普通!」 こなた「これが普通だったら今頃世界のカップルのせいで地球温暖化が末期になっちゃうんじゃないの?熱いだけにw」「誰が上手いことを言えと!・・・とにかく、そろそろ昼休みも終わりだし、かがみ達は 次の時間発表なんだから一応準備くらいはしといたほうがいいんじゃないの?」 つかさ「そうだね~、あたしセリフ覚えてるかなぁ。」 かがみ「はぁ・・今更ですかい。朝から練習した意味あるのか・・・。」 「ま、とにかく頑張ってよ、期待してるからさ。」 みゆき「そうですね、発表、楽しみにしてますね。」 こなた「じゃあ多目的室にいこーー!」 「おk。」 机上を整理して、皆で多目的室へ向かう。つかさは歩きながらセリフ練習をしていて、 こなたは何やらかがみの耳にヒソヒソと喋っている。どうもニヤニヤしているし、 かがみは赤面している。一重に、怪しい。5時間目が始まって、俺はかがみ達の順番を待った。やはり俺たちの38点以上を出すグル ープは未だ現れていない。 ――― 結局、かがみ達の点は32点だった。これはかなり健闘したと思う。 32点も38点も、どちらにしろA判定もらえるので実質大して変わらないわけだ。 あとはチケットのこと。あとでかがみに話しておかなきゃな。 「やっと終わったな。皆、一緒に帰ろうよ。」 こなた「あ、ごめーん。あたし用事があって今急がなきゃいけないんだよね。だからお先に~。」 つかさ「あっ、そうそう、実はわたしもなの~。ばいば~い。・・・こなちゃん待ってよ~。」 みゆき「私も今日は急な用事がありまして・・・今日は早めに失礼させていただきます。」 「あ、ちょっと。」 という間も無く皆は教室から出て行ってしまった。何か様子がおかしい。 とそこへ、教室に入ってくる女の子が一人。・・・かがみだ。 「おっす、お疲れ!なんかみんな急ぎの用があるっていって先に帰っちゃったんだけど・・」 かがみ「バカ。空気少しくらい読みなさいよね。あたしたちに気をつかってくれたのよ。」 「アッー。」なるほど、昼休みのこなたがヒソヒソ喋ってたのはこのためだったのかもしれないな。 みんな、グッジョブだ。 「ごめん。じゃ、帰ろうか。」 そう言って俺たちは学校をあとにした。 学校の帰り道、辺りはすこし夕日の色に染まっていて、気温も昼間より下がり、すこし 肌寒く感じる。かがみとこうやって二人きりで帰るのは、桜藤祭の日以来か。 俺たちは、皆に気を遣わせるかもしれないと思って、あれ以来俺たちから皆を誘って下校 していたのだ。 かがみ「なんか・・・こうやって二人きりで帰るのも久しぶりだね。」 「そうだね。やっぱり改まって二人きりになると緊張するな。」 かがみ「・・・あたしは結構嬉しいんだけどね。」 「え、なんだって?」 かがみ「な、なんでもないわよっ。」 なんでもなくないかがみなのだが・・・実は何て言ってたかわかりますよ。 そうだ、チケットのことを話さないと。「・・・あのさ、今日の発表のことだけど。」 かがみ「あー・・・。降参、負けたわー。やっぱみゆきがいると違うわよねぇ。 というわけで、約束通りチケット、あたしがおごるわよ。」 「いや、その必要はないよ。」 かがみ「え?なんでよ。あたしが負けたんだから、おごるわよ。」 「実はさ、俺、今回勝っても負けてもチケット俺が買ってあげるって決めててさ。」 かがみ「はぁっ?それじゃ賭けの意味ないじゃない!」 意外に折れないかがみ。さて、どうやったら俺に払わせてくれたものか。 「その通り!でも何か賭けたほうがお互い発表を頑張るかなと思ってさ。」 かがみ「確かにそうだけど・・・だーめ。約束したでしょ?あたしが払います。」 「いや、それは困る!俺が払うって。」 かがみ「あたしが払うってば。」 「俺が払います。」 かがみ「いやあたしが。」 「いや俺が。」 かがみ「あーっもう!これじゃあいつまでたっても変わらないじゃない!あたしに払わせなかったら、あんたのこと嫌いになっちゃうからね!」 そう来るか・・・。もちろん冗談のつもりなのだろうが、ここはあえてこう答えてみる。 「それは困る。 でも、俺に払わせなかったら、かがみのこともっと好きになるからな!」 かがみ「・・・本当に?」 「本当さ。時間がループしちゃうくらい本当さ。これが嘘つく眼に見えるか?」 かがみに眼を近づける。が、かがみの態度が急変したおかげで 自分のやっていることが一気に恥ずかしくなって眼を逸らす俺。かがみ「・・・本当に本当?」 もはや両者赤面状態。これはいいさくらんぼ。 かがみ「それじゃぁ、あんたに払ってもらおうかな・・・。 そしたらあたしのこと・・・・その・・もっと好きになるんでしょ?」 この反応には意表をつかれた。くぅ、なんだこいつは。可愛すぎて死にそうだ。 もはや反射的に 「かがみ、大好きだ!」 といってかがみを抱きしめる。 かがみ「ちょ・・・ちょっと!抱きつくなら抱きつく前に言いなさいよ!びっくりするでしょ・・・。」 学校の帰り道、抱き合う二人を夕日が照らす。それもドラマのワンシーンさながら。 まわりには人影もないし、ここでしばらく抱き合ってても大丈夫だろう。多分。 かがみ「・・・暖かい。」 「しばらく・・こうしててもいいかな。」 かがみ「・・・うん。」 しばらく俺たちはこのままでいた。会話はなかったが、何故か不思議と安心できた。 「かがみ。」 かがみ「なに?」 「今さ・・・・・この時期限定のポッキーが売ってるの知ってる?」 かがみ「ちょっと・・・なんでいきなりポッキーが出てくるのよ。 ・・はぁ、雰囲気台無しじゃない。・・・で、それがどうしたの? 練乳イチゴムースのこと?」 と言ってかがみは俺から離れた。 「違いますよかがみさん、それは前回のね。夕張メロンムースのこと。」 かがみ「えっ、知らない。いつ出たの?」 「知らないのも当たり前。今日からコンビニに並ぶ新商品だからね。 ・・・食べたいでしょ。」 かがみ「もちろん。・・・あ、どうせこなたみたい『かがみんはこれだから太るんだよ~』 なんて言ってからかうつもりじゃないでしょうね!?」 「ちがいます~。いくら太ろうが痩せようが、かがみはかがみだろ?俺が愛する対象としてなんら変わらないよ。」 なんて言ってみる。 かがみ「え・・あ・・ありがと。 えっと、あたしも・・その、あの・・・あんたと同じ気持ちだから。」 意外な反応だったのには驚いたが、俺は嘘を言うつもりはさらさらない。 そしてこう言われちゃうと・・・正直、たまりません。 「ほんとに?俺って幸せ者ですね、かがみ様!」 かがみ「はいはい、こなたみたいに呼ばない。」 ・・・そうだ、今日はとっておきがあるんだった。 俺は自分のバッグに手を突っ込み、あるものを探す。 「はい、ところでこれなーんだ?」 かがみ「あ、ポッキー。『夕張メロンムース』・・・? あーっ!これって!」 「そう、今日発売の夕張メロンムースポッキー。 実は今日の朝学校行く前に買っておいたんだよね。・・・はい、かがみにあげるよ。」 俺はかがみの手にポッキーを持たせてやる。 かがみ「え、いいの?」 さすがにびっくりしたようだ。しかし、かがみのポッキーを見つめる眼は輝いて見える。 ・・・よほど好きなんだな。 「うん、かがみのために買ったんだし。」 かがみ「なんか・・・本当にありがとう。・・・あのさ、・・・お礼ってほどじゃないけど、・・・明日、お弁当作ってこよっか・・・?」 「おっ、いつぞや話してた手作り弁当!実はけっこう前から待ってたんだ。」 かがみ「そ、そうだったの?そうなら早く言ってくれれば作ってきたのに・・。」 「お願いしていいかな?」 そうきくと、かがみは髪をいじりながら恥ずかしそうな表情を浮かべた。 かがみ「いいけど・・・味は期待しないでよね。」 「最高だー!」 かがみ「・・・なんか、あたしが幸せ者かも。」 「ん、なに?」 かがみ「ん、あぁなんでもない!独り言よ独り言。」 「んじゃまぁ、家まで送ってくよ。少し寒くなってきたから・・・ほいっと。」 俺はかがみの腕を俺の腕に組ませた。恥ずかしそうに笑うかがみがなんともかわいい。 「普通に歩くより、こっちのほうが暖かいだろ?」 かがみ「・・・うん。」 そんなこんなで俺たちは柊家に着き・・・ 「それじゃ、また―。風邪ひかないようにな。」 かがみ「○○こそ。・・・今日はいろいろありがとう。それじゃね。」 「おう、遊園地でのデート詳細はあとでメールするから!じゃーな~。」 こうして俺たちは別れて、俺は自宅へと向かった。 もう日も落ちかけて暗くなりはじめた空、いつもと何一つ変わらない帰り道、一人家に 向かう俺の頬を少し冷たい風が打つ。 それでも、俺はいつもより何倍も暖かかい気持ちだった。
https://w.atwiki.jp/nico2_luckystar/pages/12.html
オススメ動画(※あくまで主観)をアップロードされた月別で掲載。 2007年10月 2007年09月 TVアニメ「らき☆すた」キャラクターソングVol.4 高良みゆき(遠藤綾) TVアニメ「らき☆すた」キャラクターソングVol.3 柊つかさ(福原香織) TVアニメ「らき☆すた」キャラクターソングVol.2 柊かがみ TVアニメ「らき☆すた」キャラクターソングVol.1 泉こなた(平野綾) 2007年08月 小神あきら(今野宏美)「三十路岬」「夢結びの雨」 2007年07月 「らき☆すた」 ED集~ある日のカラオケボックス~ (ドラマ抜き) 2007年06月 2007年05月 2007年04月
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/1321.html
時間 名前 加害者 死亡場所 死亡作品 死因 [2]3時 513(3回目) しまっちゃうおじさん 不明 949 だが俺はお前が出てくる限り何度でも現れる しまわれる [2]3時 キャプテン しまっちゃうおじさん 不明 949 だが俺はお前が出てくる限り何度でも現れる しまわれる [2]3時 俺 しまっちゃうおじさん 不明 949 だが俺はお前が出てくる限り何度でも現れる しまわれる [2]3時 勉強男 しまっちゃうおじさん 不明 949 だが俺はお前が出てくる限り何度でも現れる しまわれる [2]3時 ギャグの人 しまっちゃうおじさん 不明 949 だが俺はお前が出てくる限り何度でも現れる しまわれる [2]3時 キャプ見沢 しまっちゃうおじさん 不明 949 だが俺はお前が出てくる限り何度でも現れる しまわれる [2]3時 いーさん しまっちゃうおじさん 不明 949 だが俺はお前が出てくる限り何度でも現れる しまわれる [2]3時 山崎渉 しまっちゃうおじさん 不明 949 だが俺はお前が出てくる限り何度でも現れる しまわれる [2]3時 ネオ麦茶 しまっちゃうおじさん 不明 949 だが俺はお前が出てくる限り何度でも現れる しまわれる [2]3時 バイオレンスかがみ デデデ大王 主催本拠地 950 950 殴打 [2]3時10分 レッド リクーム 幕張メッセ内部 952 殺してでも うばいとる なぶり殺し [2]3時10分 又吉イエス 田代 幕張メッセ内部 953 唯一神は私だ 不明 [2]3時10分 長門有希 暗黒長門 栃木県と埼玉県の境目 953 闇に舞い下りたI was snow 不明 [2]3時10分 タケシ(3回目) 朝倉涼子 栃木県 953 闇に舞い下りたI was snow ズガン 不明 レジェンドゴジータ テラカオス 不明 958 汚ねえ花火 吸収 [2]3時30分 ベジータ テラカオス 主催本拠地 958 汚ねえ花火 かめはめ波 [2]3時30分 513(4回目) 南夏奈 東京都教会 960 ま た 5 1 3 か ズガン [2]3時30分 ウーロン アレクサンド・アンデルセン 幕張メッセ周辺 961 紅の豚 刺殺 [2]4時 岩崎みなみ(アニメ版でない) 柊かがみ 幕張メッセ周辺 961 最後の誤解 斬殺 [2]4時 エクスデス 柊かがみ 幕張メッセ周辺 962 最後の誤解 斬殺 [2]4時 ゴジラ レオパルドン 千葉県 967 たまにはでかいやつも 駆逐 [2]4時 GODZILLA レオパルドン 千葉県 967 たまにはでかいやつも 駆逐 [2]4時 ゼットン レオパルドン 千葉県 967 たまにはでかいやつも 駆逐 [2]4時 グラビモス レオパルドン 千葉県 967 たまにはでかいやつも 駆逐 [2]4時 コンボイ レオパルドン 千葉県 967 たまにはでかいやつも 駆逐 [2]4時 パルパレーパ レオパルドン 千葉県 967 たまにはでかいやつも 駆逐 [2]4時 ガルファ皇帝 レオパルドン 千葉県 967 たまにはでかいやつも 駆逐 [2]5時 バータ ディアボロモン 幕張メッセ周辺 972 所詮かませ 首を切られる [2]5時 グルド ドナルド 幕張メッセ周辺 974 特戦隊最弱はダテじゃない 首を引きちぎられる [2]5時 ヴェル爺さん グルド 幕張メッセ周辺 974 特戦隊最弱はダテじゃない 杭が心臓を貫通 [2]5時 リクーム ⑨ 幕張メッセ周辺 976 ギャグとシリアスの温度差が激しい エターナルフォースブリザード [2]5時 ジース ユーゼス 幕張メッセ周辺 976 ギャグとシリアスの温度差が激しい 念動力光線 [2]5時 ユーゼス ギニュー 幕張メッセ周辺 976 ギャグとシリアスの温度差が激しい 渚カヲルに身代わりにされる [2]5時 ギニュー 渚カヲル 幕張メッセ周辺 976 ギャグとシリアスの温度差が激しい 刺殺 [2]4時40分 ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ テュポーン 幕張メッセ 980 980 はないき [2]4時40分 アレクサンド・アンデルセン 保坂 幕張メッセ 980 きもかっこいい保坂 自爆 [2]4時40分 保坂 (自滅) 幕張メッセ 983 きもかっこいい保坂 自爆 [2]5時 阿部さん (自滅) 幕張メッセ周辺 983 男達のヘヴン状態 絶頂 [2]5時 ソリッド・スネーク(2回目) (自滅) 幕張メッセ周辺 983 男達のヘヴン状態 絶頂 [2]5時 TDN (自滅) 幕張メッセ周辺 983 男達のヘヴン状態 絶頂 [2]5時 道下正樹 (自滅) 幕張メッセ周辺 983 男達のヘヴン状態 絶頂 [2]5時 ビリー兄貴 (自滅) 幕張メッセ周辺 983 男達のヘヴン状態 絶頂 [2]5時 TDNコスギ (自滅) 幕張メッセ周辺 983 男達のヘヴン状態 絶頂 [2]不明 キョン (自滅) 夢の国 986 ザ・悲劇 首輪爆発 [2]不明 赤木しげる(19) (自滅) 夢の国 986 ザ・悲劇 首輪爆発 [2]不明 サザエさん (自滅) 夢の国 986 ザ・悲劇 首輪爆発 [2]5時50分 南夏奈 南千秋 幕張メッセ周辺 986 集う異端組 爆死 計47名/総計107名 【殺害数ランキング】 順位 該当者 殺害数 1位 マーラ様 16人 2位 しまっちゃうおじさん 9人 3位 阿部さん 8人 4位 涼宮ハルヒ、レオパルドン 6人 6位 柊かがみ 5人 7位 513 4人 8位 長沢勇治、長沢勇治、泉こなた、テラカオス 2人 12位 バルバトス・ゲーティア、永沢君男、アックマン、イチロー、ルーファウス、デデデ大王、リクーム ディアボロモン、ドナルド、グルド、チルノ、ユーゼス、ギニュー、渚カヲル、テュポーン、保坂 南夏奈、南千秋、暗黒長門、朝倉涼子、田代、アレクサンド・アンデルセン 1人
https://w.atwiki.jp/duelrowa/pages/240.html
愛することによって失うものは何もない。 しかし、愛することを怖がっていたら、何も得られない。 バーバラ・デ・アンジェリス 「フザっけるんじゃないわよ……ッ!」 キッと眉を上げ、この状況にイラつきを隠せない少女。 少女の名は中野二乃。 怒りは美容の肌に悪いと知りながらも怒りが抑えきれない。 それは自分が巻き込まれたの理由だけではない。 「ただでさえ、私をこんな悪趣味な催しに無理やり参加させたこと自体が許せないってのに、もしこれでフー君に他のみんなを巻き込んでいたら本当にだだじゃすまさないわよ!」 そう、愛する人。 愛する姉妹がこのふざけた決闘に巻き込まれているんじゃないかと危惧しているからだ。 中野二乃という少女はそういう子だ。 「ていうか、冥界の魔王を名乗るんなら空気ぐらい読みなさいよ」 人を拉致同然に連れてくるなら他のタイミングでだってよかったはず。 二乃は空気が読めないハ・デスに悪態つく。 無理もない事だ。 なぜなら、ニ乃にとって恋の決着を迎える寸前だったのだから。 5人で話し合った。 誰が選ばれても祝福すると。 だからこそ、結末をこの目で確かめ、受け入れなくてはならない。 二乃にとってデュエルキングの称号も願いを叶えられる権利も興味を惹かれない。 自分で勝ち取ってこそ意味が意味がある。 他人の力で叶える恋なんて必要ない。 「人を何でも思い通りにできると思ったら、大間違いだわ!」 恋する女は冥界の魔王に反逆の意思を見せつける。 【中野二乃 @五等分の花嫁(映画) 】 [状態]:健康 ハ・デスによる怒り(大) [装備]:無し [道具]: 基本支給品、ランダム支給品0~3 [思考・状況] 基本方針:生きて帰る 1:周囲を探索する [備考] ※参戦時期は文化祭最終日放課後、教室で一人待っているとき ☆彡 ☆彡 ☆彡 一人の恋するツンデレ少女が反逆の意思を示す中、別の場所にも一人の少女が立ってた。 「何?何?一体これは、何の冗談!?」 少女の名は柊かがみ。 嵐を呼ぶ幼稚園児と同じ埼玉県に住み、私立陵桜学園に通う高校2年生。 友達との間では、ツッコミキャラとしての地位に留まっているごくごく普通の女子高生である。 「おい、まて。なんか悪意ある紹介しなかったか?」 ……地の文にツッコむな (何?こなたが遊んでそうな設定のデスゲーム……こちとら普通の女子高生よ) かがみの脳裏に浮かぶのは、オタクの友人の顔。 夢だと思いたい。 だが―――― 「夢……じゃないわよね……」 これが夢ではないことを理解する。 かがみは見世物として殺された自分と同年代らしき男子に顔を顰める 「いいわ……冥界の魔王かしらないけど、人間なめるんじゃないわよ!」 かくして二人目のツンデレ少女が冥界の魔王に反逆の意思を見せつける。 「つか二人目って、一人目がいるんかい」 どこまでもツッコむツンデレ少女であった。 【柊かがみ@らき☆すた】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本方針:生きて帰る 1:周囲を探索する [備考] ※参戦時期はアニメ12話~13話の間
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/175.html
魔女狩り ◆hqLsjDR84w 『地図の端に向かい、そこを調べる』 それが、俺とジョジョの共通の目的だった。 最終目的は脱出だったが、それは脱出の為に必要なことだった。 アイツはいなくなっちまったが、アイツとの誓いは果たしてみせる。 この殺し合いを止めてみせるという誓いを。 「というわけで、地図の端に来てみたが……」 境界線から先も何ら変わりなく道路は続いているし、建物も確認できる。 地図の外に出てみたい衝動に駆られるが、どうすべきか。 出た瞬間に首輪がボン! なんてことになっちゃあ、あの世でアイツに笑われちまう。 そもそも、別に外に出れるかどうかを調べに来たわけじゃない。首輪を解除したあとに、脱出する為のルートを確保するのが目的だ。 しかし…… 「なんにも、見つかんねえなあ」 本当に何も見つからない。 決して地図の外に何も存在しない、というわけではない。目の前には道路や建物、樹木などがちゃんと存在する。 見つからないのは、『おかしな所』である。 おかしな所が存在しない。 もしかして、地図の外に脱出へのルートなど無いのでは? そんな考えが脳内に浮かぶ。 ――だが、気になることがある。 ポケットに入れていた地図を開く。 今まで禁止エリアと指定されたところには、ボールペンで印をつけてある。 印が付いているのは6つ。 第一放送によって告げられた禁止エリアは、H-7、F-1、A-3の3つ。 第二放送によって告げられた禁止エリアは、H-2、C-2、A-7の3つ。 その6つの内なんと5つが、『地図の端のエリア』なのだ。 これは明らかに、主催者が『地図の端に、参加者は入って欲しくない』と考えている証拠とはいえないか……? もしかしたら地図の外に、バトルロワイアルを根本から破壊する何かが存在するのかも……? しかしここで余計なことをして、死ぬわけにはいかない。 俺は既に死んでいたはずだったのを、アイツに助けられた。 今の俺の命は、言わばアイツから貰った命。 無駄にするわけにはいかない。 「なんにせよ1人で考えるのには、限界がある。仲間がいなきゃ駄目だよなァ…… ああ、アイツがいてくれれば……」 だが、アイツはもういない。あの女に殺された。そんなこと分かってい――― 「いや、分かってねえ!!」 俺は何をグズグズしていたんだ! あの女が危険人物だと分かっているのは、俺とあのバイクに乗ってた男だけだ。 他の奴等は分かってねえ! バグを早急に取り除く為に、あの女が危険だと知らせなくては……だが、どうする? 拡声器でも探すか? 学校やホームセンターならあるだろうが、俺の1番近くにある施設はホテルだ。 こんなところに拡声器なんておいてあるわけがない。 ならば、どうする? 俺はどうする? とりあえず今までにあったことを思い出せ。とりあえずクールに、だ。クールになれ。 ――まず、体育館でアイツに出会った。 ――そしてスーパーの事務室でハッキングを試みた。 ――しかし、失敗に終わった。 ――次こそは成功させるために、携帯電話を求めて外に出た。 ――杉村の死で動揺していた俺は、アイツに本当の『クール』を学んだ。 ――あの女に出会い、ボーリング場を目指すことになった。 ――しかし道中で、アイツがトイレに行きたいと言い出し…… 「――――――ッ!!」 そうだ、アレだ。アレならば、遠くの相手にあの女の脅威を知らせることができる。 さらにアレならばホテルにも……いや、どこにだって必ず存在する。 いるのか知らねーが神様よ、思い出させてくれて感謝するぜ! 『とぅおるるるるるるるるるるん♪』 最初はホテルの電話を使用しようかとも思ったが、それではホテルにメッセージを残せないので、近くにある民家の電話を拝借することにした。 俺がこの電話を使用し始めてから、結構な時間が経過したからだろうか。すっかり、この奇妙なコール音にも慣れてしまった。 1つのメッセージに約4分。それを十数回も繰り返しているのだから、結構な時間が経過して当然か。 しかし、どこにかけても誰も出ないな…… 病院や学校ならば、人がいてもおかしくはないと思ってたんだが…… 『ただいま留守にしております。ピーという発信音の後に――――』 よし、今までどおりに――― 「今から話すことを真面目に、かつ冷静に聞いて欲しい。 俺の名は―――すまない、言うことは出来ない。 だが、信じて欲しい。言いたくないのではなく、言えないんだ。 あの女に俺が生きていることを気付かせるには、まだ早すぎるからな。……これがどういう意味かは、今から説明しよう。 参加者名簿に、『柊かがみ』という名が載っているだろう? 彼女はこのプログラム――いや、この殺し合いに乗っている。 それを詳しく説明するために、俺がここに呼び出されてから今までにあったすべての事を話す。 少し長くなるが、聞いてくれ」 さすがに十数回も同じ内容を話し続ければ、喉が若干痛くなる。 喉の痛みを水を飲むことで緩和させながら、言葉を続ける。 「名簿に載っている、『ジョセフ・ジョースター』という男。 俺はその男とこの殺し合いが始まってすぐに出会い、共に行動していた。 しばらくして……第一放送が終わった頃だったな。路上で気絶していた少女、柊かがみを発見した。 さすがに放っておくわけにもいかず、彼女を俺達で保護した。 目覚めた彼女が仲間と合流したいといったので、俺達は民家から拝借した車でボーリング場へと向かっていた。 その道中で先程の第二放送が始まり、直後に彼女は豹変した。 急に『スタンド』という支給品を行使し、車を炎上させたんだ…… 俺はジョセフ・ジョースターの機転と、アイツの『波紋』とかいう能力で一命を取り留めたが、アイツ自身はおそらく……」 奇妙なコール音には慣れても、やはりこの事を話すのは慣れねえな。 そんなことを思いながら、さらにメッセージを言い続ける。 口調がきつくなっていることに気付きながらも、こればっかりは変えようと思っても、変えられねえ。 「俺は柊かがみを許さないッ! アイツを殺したあの女はッ! しかし俺の力じゃあ、あの女を倒せねえ。だから……俺は逃げるしかなかった。 あの女が殺し合いに乗ったと、分かっていながら!! だがッ! これ以上の被害者は出さねえ! アイツみたいな、被害者を出してたまるか!! 今からあの女の特徴と、持っている武器、そして支給品『スタンド』について話す! あの女の特徴を、頭に刻み込んでくれッ!! 性別は女。名前は柊かがみ。髪と目は紫色で、長い髪を2つに結っている。身長は160cmくらいだ。 服装は……車の炎上の所為で、服も燃えてしまったようなので何も着ていない。だが、おそらく適当な服をその辺で調達するだろう。 そして槍のような武器を持っていた。あと『スタンド』についてだが……これは俺もよく分かっていない。 CDのような形状で、それを額に埋め込むと背後霊みたいなのが出てきて、そいつが戦ってくれるんだ。 俺も『スタンド』を支給されたのだが、あの女のものとは違う。 俺のは筋骨隆々な青年のような姿だが、あの女のは真っ赤な鳥みたいな姿をいていた。 そして口から、十字架型の炎を吐き出していた。それで車を炎上させたんだ。 信じられないかもしれないが、真実なんだ。信じてくれ、頼む! もうアイツのような被害者は出したくないんだ!!」 ここで受話器を下ろす。 「ふぅ……」 これでだいたいの施設に、電話をかけ終えたことになるな…… 正直な話、『スタンド』の話を出すべきか否かはすごく迷った。 そんな事を言って、このメッセージを虚言だと思われたら困るからだ。 しかしあえて全てのメッセージに、『スタンド』に関することを残した。 『スタンド』を所持していると知らずに、メッセージを聞いた人間があの女の戦力を過小評価したら困るからな。 そんなことでアイツみたいな被害者を出すなんて、もう御免だ。 「ジョジョ……、お前の仇は絶対に取るからな……!!」 ■ 「ジョジョ……、お前の仇は絶対に取るからな……!!」 力強くそう呟いて、三村信史は拳を握る。 『死んでいない』ジョセフ・ジョースターの仇を取るという、強く硬い決心をその胸に秘めて。 それにしても、彼は本当に運が無い。 もしも彼が、もう少し早く柊かがみが暴走した直後に周囲を注意深く確認していたら、同志を見つけることが出来たかもしれないというのに。 もしも彼が、もう少し早く変電所に電話をかけていれば、同志を見つけることが出来たかもしれないというのに。 もしも彼が、もう少し後に病院に電話をかけていれば、同志を見つけることが出来たかもしれないというのに。 もしも彼が、もう少し後にボーリング場に電話をかけていれば、同志を見つけることが出来たかもしれないというのに。 もしも彼が、もっとクールでいられたならば―――― 【D-8 最南端の民家/一日目 午後】 【三村信史@BATTLE ROYALE】 [状態]:精神疲労(中) [装備]:トランプ銃@名探偵コナン、クレイジー・ダイヤモンドのDISC@ジョジョの奇妙な冒険 [道具]:七原秋也のギター@BATTLE ROYALE(紙状態)支給品一式×2 [思考・状況] 基本:老人の野望を打ち砕く。かがみはどんな手段を使ってでも殺す。 1:仲間を探す。 2:再度ハッキングを挑む為、携帯電話を探す。 3:集められた人間の「共通点」を探す。 4:他参加者と接触し、情報を得る。「DIO」は警戒する。 5:『ハッキング』について考える。 6:「柊かがみという女は殺し合いに乗っていて、人を一人殺した」という情報を参加者に広める [備考] ※本編開始前から連れて来られています。 ※クレイジー・ダイヤモンドは物を直す能力のみ使用可能です。 復元には復元するものの大きさに比例して体力を消費します。 戦闘する事も可能ですが、大きく体力を消費します。 ※ジョセフは死亡したと思っています。 ※マップの外に何かがある、と考えています。 ※彼が留守番電話にメッセージを残したのは、以下13ヶ所です。なお、メッセージは全て同一です。 老人ホーム(A-1)、市役所(D-3)、病院(F-4)、消防署(D-4)、学校(C-4) 総合体育館(D-5)、ホームセンター事務室(H-5)、総合スーパー事務室(D-6) 変電所(A-8)、汚水処理場(B-8)、ホテル(D-8)、パブ(F-8)、ボーリング場(G-8) ※乗用車は民家の前に置いてあります。 141 サイアクだあなたは、沈黙したその目にヤラれそう 投下順 143 揺らいでいく未完成の『メモリー』 141 サイアクだあなたは、沈黙したその目にヤラれそう 時系列順 143 揺らいでいく未完成の『メモリー』 131 戦闘潮流 三村信史 162 三村信史は砕けない
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/22.html
本編SS投下順 第101話~第150話 話数 タイトル 作者 場所 時刻 登場人物 101 極めて近く、限りなく遠い『運命』へ ◆3OcZUGDYUo C-8 西部 午前 劉鳳、アミバ、服部平次、タバサ 102 偽りの脱出 ◆DO.TxVZRzg C-8 西部 民家 午前 劉鳳、アミバ、服部平次、タバサ 103 エンゲージ ◆d4asqdtPw2 G-4とG-3の境界 林 午前 桂ヒナギク、川田章吾、柊つかさ 104 以前の彼女 ◆ZhOaCEIpb2 D-4 消防署周辺 昼 津村斗貴子 105 桐山の戦略 ◆NIooiMe9JM A-8 変電所内1階警備室(北東) 昼 桐山和雄、防人衛 106 人の名前とか間違えるの失礼だ ◆uiAEn7XS/. F-5 マンションの一室 昼 ケンシロウ、神楽、キュルケ 107 DIOの奇妙なバトルロワイアル~帝王は手段を選ばない~ ◆L9juq0uMuo C-2 S2駅 昼 DIO 108 倒れるまで走るくらい、熱く生きてみたいから――DRAGON LOAD―― ◆3OcZUGDYUo A-8 変電所前 A-7 南部/A-7東部 昼 桐山和雄、防人衛、葉隠散、村雨良 109 ギャラン=ドゥ ジグマールのバトルロワイアル ◆ZhOaCEIpb2 F-5 S8駅の車掌室 昼 ジグマール 110 バトルロワイヤルの火薬庫 ◆NIooiMe9JM D-3喫茶店内 午前 赤木しげる、加藤鳴海、才賀勝、エレオノール、綾崎ハヤテ、空条承太郎、パピヨン、泉こなた 111 心に愛を ◆DO.TxVZRzg B-3 駅プラットフォーム 昼 武藤カズキ、三千院ナギ、白金 112 『Freaks』 ◆hqLsjDR84w A-7 ゴルフ練習場周辺 昼 アーカード、葉隠散 113 大切なもの――SOLDIER DREAM――(後半) ◆3OcZUGDYUo D-3北部 D-3喫茶店内 C-3中部 D-2中部 昼 赤木しげる、加藤鳴海、エレオノール、パピヨン、才賀勝、空条承太郎、泉こなた、綾崎ハヤテ、範馬刃牙、範馬勇次郎 114 信じられない話 ◆DO.TxVZRzg D-3喫茶店内 昼 泉こなた、才賀勝、パピヨン 115 LOVEサバイバー ◆L9juq0uMuo D-3 中部 昼 愚地独歩、シェリス 116 運命の車輪(ホイール・オブ・フォーチュン) ◆hqLsjDR84w C-7 路上 昼 ジョセフ、三村信史、柊かがみ 117 揺ぎ無い意思貫くように ◆3OcZUGDYUo G-4 中部 F-4 北東部 昼 葉隠覚悟、川田章吾、桂ヒナギク、柊つかさ、志村新八 118 未来の僕。過去のあなた。 ◆WXWUmT8KJE D-3喫茶店外 昼 泉こなた、才賀勝、パピヨン 119 吉良吉影の発見 ◆hqLsjDR84w F-4病院屋上 昼 吉良吉影 120 拳王の夢 暴凶星の道 ◆ozOtJW9BFA E-3 東部 昼 ラオウ 121 君には花を、いつも忘れないように ◆YbPobpq0XY B-3 南東 昼 三千院ナギ、綾崎ハヤテ、空条承太郎 122 第二回放送 ◆3OcZUGDYUo 不明 昼 徳川光成、ガモン大佐 第三回放送前 123 サンプル入手 ◆hqLsjDR84w B-3 南東 B-3 プラットホーム 日中 三千院ナギ、綾崎ハヤテ、空条承太郎 124 薔薇獄乙女 ◆3OcZUGDYUo D-4 中部 日中 津村斗貴子、ガモン大佐 125 涙を拭いて ◆L9juq0uMuo F-5 マンションの一室 日中 ケンシロウ、キュルケ、神楽、マーティン・ジグマール 126 タバサの沈黙 ◆d4asqdtPw2 C-8 西部 日中 劉鳳、アミバ、服部平次、タバサ 127 もうメロディに身を任せてしまえ ◆YbPobpq0XY D-7 田園地帯 日中 ジョセフ・ジョースター、三村信史、柊かがみ 128 『Freaks』Ⅱ ◆ozOtJW9BF-A A-7 ゴルフ練習場周辺 日中 アーカード、葉隠散 129 大切なのはゲームのやり方 ◆NIooiMe9JM F-3 北東部 F-3 南西部/E-2 中部 日中 赤木しげる、加藤鳴海、才賀エレオノール、範馬刃牙、範馬勇次郎 130 絡み合う思惑、散る命 ◆L9juq0uMuo F-4病院玄関前 F-4 西部市街地 日中 江戸川コナン、マリア、坂田銀時、吉良吉影、ルイズ、志村新八、津村斗貴子、ラオウ 131 戦闘潮流(後半) ◆3OcZUGDYUo E-8 北部/D-8中部 F-7 S9駅ホーム 午後 ジョセフ・ジョースター、三村信史、柊かがみ、村雨良 132 絶対負けるもんか(後編) ◆wivGPSoRoE G-5 南部 日中 葉隠覚悟、川田章吾、桂ヒナギク、柊つかさ 133 『不死王は星を見た、拳王は月を見た、そして帝王は……』 ◆YbPobpq0XY F-4 S7駅 日中 DIO、エンリコ・プッチ 134 スタートライン ◆d4asqdtPw2 D-2 駅前/E-2北西部 日中 泉こなた、才賀勝、パピヨン、愚地独歩、シェリス・アジャーニ 135 ありったけの憎しみを胸に ◆ga/ayzh9y F-4 西部市街地 午後 吉良吉影、津村斗貴子 136 ――――降臨(後半) ◆O4VWua9pzs E-2 中部/E-2とE-3の境目 D-3 市役所上空 午後 加藤鳴海、才賀エレオノール、範馬刃牙 137 漫画キャラバトルロワイアル0点・家出編 ◆05fuEvC33. F-5 マンションの一室 F-5 北部 日中 ケンシロウ、キュルケ、神楽、マーティン・ジグマール 138 遥かなる正義にかけて(中編)(後編) ◆3OcZUGDYUo A-8変電所周辺 D-6西部上空/C-8中部 午後 アーカード、防人衛、劉鳳、アミバ、服部平次、タバサ 139 幕間~それぞれの思い~ ◆L9juq0uMuo B-3南東 日中 三千院ナギ、綾崎ハヤテ、空条承太郎 140 激突! ラオウ対範馬勇次郎!! ……特別ゲスト坂田銀時(報告書)(後編) ◆1qmjaShGfE F-4北部 午後 ラオウ、範馬勇次郎、坂田銀時 141 サイアクだあなたは、沈黙したその目にヤラれそう ◆YbPobpq0XY F-4病院南河川付近 午後 吉良吉影 142 魔女狩り ◆hqLsjDR84w D-8 最南端の民家 午後 三村信史 143 揺らいでいく未完成の『メモリー』 ◆d4asqdtPw2 D-1 神社/F-4 S7駅 午後 村雨良、DIO 144 らき☆すた 第X話 あるいはこんな日常 ◆1qmjaShGfE H-5 ホームセンターE-8 北部/D-2 駅前 午後日中 葉隠覚悟、川田章吾、桂ヒナギク、柊つかさ、ジョセフ・ジョースター、柊かがみ、パピヨン、泉こなた 145 銀の意志 ◆ga/ayzh9y. F-3 北東部 午後 赤木しげる、津村斗貴子 146 更なる舞台(ステージ)へ ◆3OcZUGDYUo D-3とE-3の境目 午後 才賀勝、加藤鳴海、愚地独歩 147 必要なのは助けてくれる人 ◆Mangas0mkg F-5 北東(大通り) F-4 南部(大通り) 午後 江戸川コナン、ルイズ、志村新八、神楽 148 『歯車』が噛み合わない ◆05fuEvC33. D-3 市役所 午後 才賀エレオノール、範馬刃牙 149 大乱戦(中編)(後編) ◆1qmjaShGfE F-4 S7駅/E-3 民家の中 E-3 地下鉄の中/E-4 F-4 S7駅外/E-3 S7駅北西 E-3 地下鉄線路内 午後 赤木しげる、津村斗貴子、DIO、ケンシロウ、キュルケ、マーティン・ジグマール、ラオウ、範馬勇次郎 150 地獄の季節(中編)(後編) ◆3OcZUGDYUo D-3 喫茶店付近/D-4 中部 夕方 三千院ナギ、綾崎ハヤテ、空条承太郎、範馬刃牙
https://w.atwiki.jp/mahonaga/pages/119.html
【柊 かがみ/ユニクロ皇帝/出典:らき☆すた】 _ _ - ―― - 、_ _⌒>`'´ `>- 、 〈ー、/ 、 / . . . . ∧ _ ∨ / \ ! . . . ./<´ . . . .`7 / / /\ ヽ !ト、 ヾ;. . . .{ . . }. . . . ./ /〃 ; / ,ィ / ヽ トリ ヽ__' , . . ∨. . .イ. /イ / / / l ! 斗!<´ \\ . .\ . . \ /! /! /! ー/- iL_ リ _ 斗ト, ` r‐ ー≦ 〈_| l_l ! !1 /__ ,.ィf{´ 。|リヾ-、! . . 〉__∧. レ'ヘ l ! {fキ≠=ミ ∨ リ rヘ l`Y l \ `! ∧`、∨ ゚リ  ̄ 、'_ノノ / / \ /! ヘ∧  ̄ __ ' ' '/  ̄l__/ ,.イ ヽ //l ,ゝ' ' ' < ノ /!,、/ ,.ィ≦-'、 '., , -、 // ! |! > ‐ ---r ' // /./ ` ー-_..__ '/ ノ // ! ∧ l | /アl__/ ,./ 〃/ , ´, - / / 〃 l / __L.!.ィ´,、/´ 、_,// //! ! / / / .{ / / /´ /. ./イ⌒ '/. . . .! / l | ト、 ./ / '´ l / / / i/ . . 7/`V /. . . . . . .l l . .ヾ! l \ { .|! /`Y´∨ヽ. / / / ./. . . . . .!' l/ . . . . . . . .! ! . . . .リー-イ丶! i! ノ ノ | }\ r 、 i´Y ! / / . . . . . . . .l / . . . . . . . . . .リ. . . . . . . ./ \ ゝ __ ' / /._ \ ヽ \j |/7 /リ { . . . . . . . . .l_/ . .、 . . . . . . . . . . . . . . . ./  ̄| !`T´` ´ }\ ヽ ', _ '´ l . . .-‐ . . . . . . . . . .` . .‐-. . . . . . . . ./ リ l / 丶_ノ ノ .// ,イ. . . . . . . .O. . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ / /. / _〈 l _/ /!. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ / / ¨´ \_>一 ´/ / !. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/1061.html
新学期が始まり、休みボケもすっかり解消された、ある日曜日の午後。 私は聖地に舞い降りていた。 「アキバか。なにもかも皆懐かしい」 「アンタ、バイトで毎週来てるでしょうが……」 「ふとしたことで~その日、歯車は回り始めた~」 「まったく、ゲーマーズに行きたいって言うから付いて来たら、なんで秋葉腹まで来なきゃいけないのよ?」 「いやぁ、かがみんね。私は全国のゲマズでも手に入るただの特典には興味は無いんだよ。アキバのゲマズでしか手に入らない主演声優さんの生サイン入り特典じゃないとダメなんだよ」 「…私はただラノベが欲しかっただけなんだけど」 「まぁまぁ、せっかく来たんだし、ゆっくりと楽しんで行こうよ~」 私はかがみが引き返さないように背中を押して、無理矢理前に進ませようとする。 「あー、もう分かったからそんなに押すなって!」 やれやれと言わんばかりの表情を見せながらも、かがみはしっかりと私に付き合ってくれる。 二人でアキバの街並みを歩いていると、なんだかデートをしているような気がして、私の鼓動は喜びで高鳴る。 まぁ、実際にそれが今日の目的の半分を占めているんだけどね。 § 楽しい時間はゲーム内の日程を消化する時のようにあっという間に過ぎていく。 その対価が、この両手に抱えた大量の荷物なんだけどさ。 「ふぅ…。今日の獲物は思ったよりも手強かった…」 「私はあんたの金銭感覚に軽く恐怖を覚えたわ…」 「いやぁ~、お陰で財布の中身がスッカラカンだよ。かがみん、悪いけど帰りの電車賃貸してくれない?」 「それは別に構わないけど、あんたねぇ、もうちょっと計画的にお金を遣り繰りしないと将来大変な事になるわよ」 「むぅ…。まぁ、その時はその時で、かがみんに私の手綱を抑えてもらうつもりだから」 「あんたの将来まで面倒見切れるかっ!」 単に、冗談をツッコミで返されただけなんだろうけど、今の一言は私の心をほんのちょっぴり傷付けた。 「ううっ、ひどいやかがみ。私の事は遊びだったんだねっ!」 「ごっ、誤解を招くような事を言わないでよ! ほらっ、荷物半分持ってあげるから」 これ以上公衆の面前で何か変な事を言われるのを嫌ったのだろう、かがみは顔を真っ赤にして、私の左手に持っていた荷物をひったくった。 やっぱり優しいな…かがみは。 「ほら、帰るわよ」 「はーい」 仮想デートというよりも買い出しに近い一日だったけど、その時の私は何物にも変え難い充足感に満ち溢れていた。 何も特別な事は起きない、ただ穏やかな日常が今日も終わりを告げようとしている。 でも、この時既に、私の望む日常を奪い去る“ふとしたこと”が水面下で動き始めていた事に、まだこの時の私は気づきもしていなかった。 § 秋葉から東京地下鉄に乗った私達は北千寿駅で糖武線に乗り換える。 しかし、肝心の北千寿駅でもたついてしまった私とかがみは、連絡待ちだった区間急行に乗り遅れてしまった。 「あー。急行いっちゃったよ…」 「仕方ないわね。次の準急で帰りましょう」 「むぅ…。まぁ、しょうがないね」 早く家に帰って、DVDの特典映像をチェックしたいのに…と私は心の中でごちる。 数分後、ホームに滑り込んで来た準急に私達は乗り込んだ。 「それにしても、このやけに過剰気味な包装紙はなんなのよ?」 「これ? エロゲーだよ」 「なっ! どうして17歳のあんたがそんなの買えるのよ!?」 「いやぁ、店にもよるけど、大抵こういうのは堂々と買えば意外と怪しまれないものなのだよ。かがみんや」 「だとしても、いくらあんたが堂々としてても、小学生にしか見えないと思うけど…」 「うるさいよーっ!」 私がプンスカと抗議した所で、向かい側の座席に座っていた私達と同じ歳くらいの男の子が突然声を掛けてきた。 「…かがみ?」 「へっ?」 いきなり男の子から名前を呼ばれて、キョトンとするかがみ。 「うん。やっぱりそうだ。柊かがみだよな?」 「そ、そうですけど…。あなたは?」 「けんただよ。鏑木けんた」 かがみの知り合いなんだろうか、けんたと名乗るその男の子は爽やかな笑顔でかがみに名前を名乗る。 その途端、かがみの顔が驚愕と喜びと微かに戸惑いの交じった表情へと変化した。 「えっ、けんた…? ホントに?」 「おいおい、嘘を吐いたって仕方ないだろ? 久しぶりだなあ、七年ぶりぐらいか」 「う、うん…。確か千葉に引っ越したのよね?」 「そうだったんだけど、高校入ってからまた埼玉に戻ってきててさぁ…」 もともと知り合いだったという事もあってか、あっという間に二人の会話は弾みだす。 っていうか、私の存在が完全に蚊帳の外になってるよ…。 良く電車に乗っていると、友達同士で仲良く話をしている所に、片一方の友達が旧友とバッタリ再会して、物懐かしさでその二人の話が弾んでいる横で、ハブられたもう片方の子がとても気まずい空気を漂わせている――なんて光景を時折見掛ける事があるけど、まさか当の私がそんな体験をしてしまうとは…。 「その時のアレがまた臭くて大変だったよなぁ」 「そうそう、あの時のアレは臭かったわよね~」 そうこうしている間にも、横の二人のテンションはどんどん上がっていく。 …それに、あの子と話をしてるかがみの表情がなんだかいつもよりも明るく感じるのは私の気のせいだと信じたい。 ――そのうち私は考えるのをやめて、さっきアキバで購入した漫画を読み始めた。 § 「次は一乃割、一乃割です」 糟日部の一駅前、一乃割駅の到着を告げるアナウンスが流れる。 「俺、次で降りるから。とりあえず、携帯のアドレス交換しておこうぜ」 「あっ、うん。赤外線通信は出来る?」 「出来るぞー。時間も無いし、先にこっちのを送っておくから、後で連絡してくれ」 「じゃあ、そうするわね」 そんな慌ただしいやり取りが終わった直後に電車は一乃割駅に到着した。 「つかさも会いたがってたし、たまにはウチにも遊びに来なさいよ」 「おうよ、任せとけって」 例の子はかがみとそんなやり取りを交わし終えると、「あ~、ようやくこの空気から解放されるよ~」と安堵していた私に不意打ちのように声を掛けてきた。 「ごめんね、折角の百合空間を邪魔しちゃって」 「!? えっ? いやっ、あのっ、その…」 確信をえぐるような一言に、私は思わずメダパニを掛けられたような状態に陥る。 「ちょ、ちょっと! 別に私とこなたはそういう関係じゃ…」 「冗談だって。じゃあ、またな」 タイミング良く駅に到着した電車のドアが開くや否や、彼はそそくさと出ていった。 あとに残されたのは、先程の発言で顔を真っ赤にしたかがみと、そのかがみと全く同じ顔色になっているだろう私と、微妙に気まずい空気だけだった。 「…で、今の彼はかがみのなんなのさ?」 あんな事を言われたからだろうか、つい強張った感じの問い掛けになってしまったことに言い終えてから気付く。 「あっ…ごめん。アイツも悪気があって言ったわけじゃないんだけど…」 そう言われたらそう言われたで、なんだか私がかがみを好きになる事が悪いことのように聞こえて憂鬱になる。 「けんたは昔近所に住んでた同じ年の幼なじみなのよ。小学五年の時に千葉に引っ越しちゃって、それ以来音信不通だったんだけどね…」 「そうなんだ…」 そこでまた話す事が尽きてしまい、私達の間に再び微妙な雰囲気が流れる。 「…あの、ごめんね。本当に久しぶりだったから、つい話し込んじゃって…」 かれこれ三十分近くも放置された事に対して、私が怒っていると認識したのか、珍しくかがみがしおらしい態度で私に謝ってきた。 ――あ~、別に怒ったりとかしてないから、気にしなくていいよ。 そう言えば良いだけなのに、何故か私はそう答える事をためらってしまう。 「…こなた?」 私のレスポンスが予想以上に遅れてしまった事で、かがみの表情に不安という二文字が浮かび上がってくる。 その様子を見た私は慌ててその場を取り繕う。 「ん~。とりあえず、明日の宿題写させてくれれば許してあげてもいいよ」 「うわっ、あんたそういう所は本当にちゃっかりしてるわね…。しょうがない、明日ぐらいは面倒見てあげるわよ」 「あ~ん。だからかがみって大好きっ!」 感謝の気持ちをそのままに私はかがみに全力で抱き付いた。 「あー、もう分かったから、そんなことぐらいで抱き付いてくるなって!」 「まあまあ、そう照れない照れない」 今までと変わらない、何度も繰り返された私達のやり取り。だけど――。 この時既に私達の間に取り巻く運命という名の歯車は、ゆっくりと、確実に動き始めていたんだ…。 実った想い、叶わぬ気持ちへ コメントフォーム 名前 コメント (≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-06-21 07 42 50) オイオイ作者様~、最後の三行は一体? 続編待ってます。 -- kk (2009-02-17 22 31 02) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)